さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。今回は、コニカミノルタプラザで2015年8月28日から開催中の竹谷出 写真展「山,錆(さ)びる」〜にほんのかけらIV〜を案内する。
都市と平野以外の「中山間地」とよばれる地域は、日本の国土の約74%にあたり、日本の人口の約20%が居住しています。 これらの写真は、西日本(紀伊山地、四国山地、中国山地、九州山地)の中山間地を撮影したものです。山に在ることの静けさ、に惹かれ訪れました。 山々に雲がかぶり、蛇行するアスファルト、くねくねしたV字谷が刻まれ、民家が斜面にぽつぽつとあり、福祉関係の送迎車とすれ違い、かすかにチェーンソーの音が聞こえ、木々草花の匂いを感じます。そんなところへ行ったり来たりしていると、当たり前のようにそこにあると思っていた山村の風景が、明らかに変化していることに気づきます。ヒト、風、カネ、モノ、時、それぞれが絡み合って様々な「かたち」をつくっていました。
名称 | 竹谷出 写真展「山,錆(さ)びる」〜にほんのかけらIV〜 |
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開催期間 | 2015年8月28日(金)〜9月7日(月) |
開館時間 | 10時30分〜19時(最終日15時終了) |
定休日 | 期間内無休 |
入場 | 無料 |
会場 | コニカミノルタプラザ(ギャラリーC) |
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