第92回 外食と食べ歩きの関係:今日から始めるデジカメ撮影術(2/3 ページ)
ブログにアップするだけではなく、食べたモノ記録というほどのものでもなく、おいしそうなものを気軽に写真に残してみよう。今回はそんな話。
食べ歩き編
これからの季節、テイクアウトして外で食べる、公園かどっかでのんびりと、というのも楽しい。
引き続きヨーロッパ編から。
ドイツで買ったアイスクリーム。ドイツなので巨大である。イチゴと生クリームに隠れてて肝心のアイスがよく見えない。
で、普通に手に持ったアイスクリームを人の目線で撮ると左の写真の感じになる。でもこれだと背景が地面で味気なさすぎ。しかも、このアイスクリーム屋のウリは「その場で焼いてる手作りコーン」なのだ。それが分からない。
そこで、ちょっとアイスを持ち上げて横から撮影。ちなみに左手にアイスを、右手にデジカメを持っての片手撮りである。
白いアイスが目立つようにアイスの背景は暗めの場所を、さらに右側にお店の看板をあしらってみた。そうすると、どこで買ったどんなアイスであるかが1枚できれいに収まる。
角度と背景は大事、という話。
続いて。サンドイッチが美味しそうだったので電車に乗る前に買い込んでみた。そんなときは窓からの光をうまく使うべし。
右から光がさしているので、サンドイッチを持つ手が影になるように、パンがしっかり明るく撮れるように持って撮影。穴の空いたチーズが欧州っぽくてちょっと楽しい。
では日本に戻って、おだんご。
お団子のように細いモノはよりピントに注意。後ろにピントが合っちゃったりしやすいから。
で、背景を変えつつ3枚撮ってみた。
大事なのは光の方向と背景。
1枚目は逆光でおいしいんだかなんだかよく分からない。2枚目は見下ろしたので背景が道路で味気ない。芝生とかならいいんだけど、アスファルトではおいしそうに見えない。
で、ちょっと下から青空と緑を背景に。そうすると、屋外で食べる焼きだんごって雰囲気がよくでる。団子が4つしかついてないのは……撮る前にひとつ食べちゃったからです。すみません。
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