ケンコー・トキナー、刷新したテレコン「テレプラスHD」シリーズ発売:1.5倍以上の高解像度
ケンコー・トキナーが12月20日、これまでのテレコンバータに代わる「テレプラス HD」シリーズを発売。「HD」を冠するだけあって、従来品に比べ解像度を高めた。
ケンコー・トキナーは12月20日、テレコンバータ「テレプラス HD」シリーズの「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S(以下、HD 1.4X)」と「テレプラス HD 2X DGX キヤノンEOS EF/EF-S(以下、HD 2X)」を発売した。
同シリーズは、既存の「1.4Xテレプラス MC4 DGX-E キヤノンEOS用(以下、MC4 DGX-E)」「2X テレプラス MC7 DGX-E キヤノンEOS用(以下、MC7 DGX-E)」に代わるもの。
50ミリレンズを基準設計とし、広角から200ミリレンズで使用できる汎用タイプ。従来品はEFレンズのみ装着可能だったが、加えてEF-Sレンズの装着も可能になった。
HD 1.4Xの倍率は1.4倍で、レンズ構成は2群3枚。既存のMC4 DGX-Eに比べ、解像度を150%アップしたという。HD 2Xは倍率が2倍、4群5枚からなるレンズ構成で、既存のMC7 DGX-Eに比べ解像度を180%アップ。
それぞれキヤノンEOS用だが、EOS-1D Xでは使用不可。またオートフォーカスは装着した状態でF5.6以下で動作、EF50ミリ F1.8のレンズではマニュアルフォーカスになる。
HD 1.4Xのサイズは18(長さ)×68(直径)ミリ、重量は111グラム。価格は2万3000円。HD 2Xはサイズが35.9(長さ)×68(直径)ミリで、重量168グラム、価格が2万8000円(各税別)。
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