さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。キヤノンギャラリー品川で、2015年9月26日から開催予定の森本美絵 写真展「去りながら」を案内する。
本展は、写真家、森本美絵氏による作品展です。森本氏は今回の写真展で、時間や感情などの制約のない世界の再構成を試みます。6×6cm判という撮影フォーマットにおいて、レンズを通して撮影することで、普段は見過ごしてしまいそうな事象について考えます。タイトルの「去りながら」は、一見過去を見ているようですが、私的なこと、社会的なこと、それらすべてから均等で客観的な距離を取ることを示しており、本展では、撮影したときの気分ではなく、写真を通してそれらと継続的に向き合うことで見えてくる世界を写しています。海や木々などの自然や、公園や車などの日常の様子を写した作品約40点を展示します。展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。
写真展の詳細
名称 | 森本美絵 写真展「去りながら」 |
---|---|
開催期間 | 2015年9月26日(土)〜11月10日(月) |
開館時間 | 10時〜17時30分 |
定休日 | 日曜、祝日 |
入場 | 無料 |
会場 | キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S(品川) |
関連記事
- 光学8倍ズーム搭載の薄型軽量デジカメ「IXY 160」、7月31日発売
ポケットサイズのデジタルカメラ「IXY」シリーズに、新モデル「IXY 160」が登場。7月31日から販売する。 - ポートレート向きのマイルドな標準ズームレンズ――キヤノン「EF24-70mm F4L IS USM」
F2.8通しの標準ズームも悪くはないが、撮り歩きにはF4のレンズの方が軽くコンパクトで扱いやすい。今回はそんなキヤノンの使い勝手のいい標準ズームレンズ「EF24-70mm F4L IS USM」のインプレッションをお届けする。 - 高画質単焦点レンズに迫る性能を実現した大口径ズーム「24-35mm F2 DG HSM」、7月30日発売
世界初の開放F値2を実現した大口径の広角ズームレンズ「24-35mm F2 DG HSM」の発売日が7月30日に決まった。シグマ用とキヤノン用が先行して発売される。 - 想像を超えるダイナミックな写り――キヤノン「EF11-24mm F4L USM」
11ミリという魚眼レンズをのぞくと世界最広角を実現したキヤノンの「EF11-24mm F4L USM」は、異次元の世界をのぞき込めるレンズだ。 - 約5060万画素とローパスキャンセルの圧倒的な解像感――キヤノン「EOS 5Ds R」
EOS史上最高の解像度である、有効約5060万画素のCMOSセンサーと、キヤノンのデジタルカメラとしては初めてローパスフィルターをキャンセルする機能を備えた「EOS 5Ds R」。その解像感は気軽に使えるものなのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.