米書店チェーン最大手のBarnes & Nobleは、同社のカラー電子書籍端末「NOOKcolor」のアプリケーション開発を行なうための開発者向けキット「NOOK SDK 1.0」を正式リリースした。これにより、一般のAndroidアプリのポーティングが可能となる。
米書店チェーン最大手のBarnes & Nobleは12月2日(現地時間)、同社のカラー電子書籍端末「NOOKcolor」のアプリケーション開発を行なうための開発者向けキット「NOOK SDK 1.0」を正式リリースした。
このSDKは2010年10月のNOOKcolor発表時に約束されていたもので、一般のAndroid向けアプリをAndroid 2.1ベースのNOOKcolorに移植するために必要となる。NOOK SDK 1.0には、Android Virtual Device(AVD)エミュレーターのほか、Android Debug Bridge(ADB)コンフィギュレーション設定、サンプルコードやマニュアル類が含まれている。
なお、このSDKはNOOKcolor専用となっており、同じAndroid端末であるモノクロ版NOOKシリーズには対応していない模様。
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