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全巻無料？　「comic.jp」の旺盛すぎるサービス精神がスゴイ

電子書店は個性で勝負！　株式会社エムティーアイが運営する“気軽に読めるコミック配信サービス”「comic.jp」が人気の理由とは？

» 2014年05月26日 18時00分公開

[PR／ITmedia]

comic.jp

　数多くの電子書店が存在している今日の電子書籍市場。皆さまの中にもお気に入りの電子書店があるという方は少なくないでしょう。あるいは、そろそろ電子書籍を読んでみようか、と考えている方もおられるでしょう。

　いわゆる総合系と呼ばれる大手電子書店が紹介されることが多いですが、特定のニーズに特化したサービスでユーザーを増やしている電子書店があるのもまた事実。今回紹介する「comic.jp」もそんな電子書店です。

comic.jp、何がスゴイ？

特定作品の全巻（または全話）無料でプレゼントするキャンペーンも。月ごとに数作品が用意される

　スマートフォン・タブレット（iOS／Android）向けに“気軽に読めるコミック配信サービス”を提供する「comic.jp」。運営は、「music.jp」「ルナルナ」なども運営する株式会社エムティーアイ。文芸作品に特化した電子書籍の定額読み放題サービスで人気の「yomel.jp」も同社が提供しているサービスです。同社が提供しているサービス全体で見ると有料会員数は800万人超。スマートフォン有料会員だと476万人（いずれも2013年9月末時点）と順調に拡大しています。

　comic.jpの特徴を一言でまとめると「利用者へのサービス精神がスゴイ」こと。特にユーザーから高く支持されているのが、完結済みの作品を全巻（または全話）無料でプレゼントするキャンペーン。1巻無料などのキャンペーンは次巻以降を購入させるための施策としてほかのストアでも頻繁に行われていますが、毎月数作品を全巻無料でプレゼントしているのはcomic.jpくらいかもしれません。

　そこで気になってくるのは、どんな作品が全巻無料としてプレゼントされているか。5月26日（月）18時～6月2日（月）18時の期間限定で全巻プレゼントとなるのは、“干物女”雨宮蛍の恋愛を描いた『ホタルノヒカリ』（全15巻、講談社）。

※6/1（日）0時～7時はサーバメンテナンスのためサイトにアクセスできません。ご了承ください。

　2シリーズに渡って放映され、映画化までされてしまったこの作品、蛍の「ぶちょお」という声が脳内再生される方も多いはず。ハッピーで能天気なラブコメディーは、気持ちをからっとさせてくれるこれからの時期にピッタリの作品です。その原作を干物女のようにゴロゴロしながら一気読みできるのだから、たまりません。

ホタルノヒカリ (C)ひうらさとる/講談社

　comic.jpは、yomel.jp同様月額課金制で、月額324円～月額5400円のコースを用意（いずれも税込み）。決済方法はmopitaのほか、auかんたん決済、spモード決済、ソフトバンクまとめて支払いなどキャリア決済にも対応しています。

　「月によっては1冊も買わないかもしれないのに、月額課金？」という心配は無用。comic.jpではコースに応じて毎月一定のポイントが付与されるようになっています。例えば月額324円のプランなら354ポイントが、月額5400円のプランなら6900ポイントが毎月付与されます（1500円分お得！）。有料作品はこのポイントで購入するので、月ごとの課金が無駄になることはありません。

　ITの世界では安定した使い勝手の良い技術を「枯れた技術」と表現することがあります。電子書籍の世界でも、先進的な機能をどんどん盛り込んでいく電子書店も存在します。こうした機能はヘビーユーザーにはうれしいのですが、幅広いユーザーが迷わず使えるかといえば、そうではありません。

　comic.jpは過度に最新技術を持ち込んでユーザーを混乱させるのではなく、むしろその逆。簡便な決済と、老若男女を問わず誰もが直感的に使えるサービスのユーザーインタフェース、そして全巻無料キャンペーンといったサービス精神旺盛の取り組みという3本の矢で幅広いユーザーの心をわしづかみにしているのです。