DNP、コンテンツ配信サービス「チェックインマガジン」を産婦人科向けに提供

主婦の友社の人気育児雑誌やムック、漫画、実用書籍、子ども向け絵本など24タイトルを無料で閲覧できる。

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　大日本印刷（DNP）は8月、タブレットレンタルサービス「HosPadマタニティ」を手掛けるホスピタルネットと共同で、産婦人科医療施設において「DNPエリア限定電子コンテンツ配信サービス チェックインマガジン」の提供を開始する。

　同サービスは、特定のエリアに適した電子書籍・電子雑誌を、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットから閲覧できるというもの。ホスピタルネットが提供するタブレットに専用のアプリをプリインストールした状態でレンタルする。

　閲覧できるコンテンツは、主婦の友社の育児雑誌やムック、実用書など24タイトル。雑誌やムックは記事単位でダウンロードできるため、ダウンロード時間も短くて済む。

「HosPadマタニティ」の利用イメージ

チェックインマガジンの閲覧イメージ

　両社は2014年12月〜2015年5月に掛けて、5カ所の産婦人科医療施設で入院中の妊産婦に対して、同サービスを使った実証実験を実施していた。すでにHosPadマタニティを導入している施設にはオプションメニューとして提供し、2018年度中に300施設への導入を目指す。今後はホスピタルネットの医療施設向けタブレットレンタルサービス「HosPad」でも、人間ドック健診施設・歯科・皮膚科などの電子雑誌が読めるチェックインマガジンの提供を進めるという。また、7月15日〜7月17日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2015」のホスピタルネットブースでも同サービスを展示紹介する。