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LIBRIe EBR-1000EP――ソニー:電子書籍端末ショーケース
往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、ソニーが2004年に発売した「LIBRIe EBR-1000EP」を取り上げる。
製品概要
世界ではじめてE Inkの電子ペーパーを採用した、ソニー製の電子ペーパー端末。同社が提唱する電子ブック規格「BBeB」(BroadBand eBook)に対応し、本製品発売とほぼ同時期にオープンした連携ストア「Timebook Town」から電子書籍コンテンツを入手できる。
買い切りではなく60日間のレンタル方式を採用するとともに、Timebook Townの月額利用料210円の中に1冊までのダウンロード権が含まれるというシステムで、PCにいったんダウンロードしたのちUSBもしくはメモリスティック経由で転送する。
著作権保護技術として「OpenMG」を採用しているのも特徴。2007年5月に生産を終了、Timebook Townも2009年2月に運用を終了している。重量は約190グラムとされるが、実際には単4電池×4本の重さが加わるため、次世代の電子書籍端末と比べて極端に軽いわけではない。
スペックで見る「LIBRIe EBR-1000EP」
メーカー | ソニー |
---|---|
国内発売時期 | 2004年4月 |
発売時価格 | 4万円前後 |
専用/汎用 | 専用 |
OS | 独自 |
OSバージョン | - |
サイズ(※最厚部) | 126(幅)×190(奥行き)×13(厚さ)ミリ |
重量 | 約190グラム(乾電池含まず) |
解像度 | 800×600ドット |
ディスプレイ | 電子ペーパー(E Ink) |
カラー/白黒 | モノクロ4階調 |
画面サイズ | 6インチ |
通信方式 | なし |
Bluetooth | なし |
内蔵ストレージ | 約10Mバイト |
メモリカード | メモリスティック |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 約1万ページ |
タッチ操作 | 非対応 |
対応フォーマット | BBeB |
コネクタ | USB(miniB) |
電子書籍ストア | Timebook Town |
その他 | Windows用ソフト「Printer for LIBRIe」を使うことで任意のファイルを本製品で読める形式に変換可能。ほかにもWindows用ユーティリティは多数あり。 |
最終更新日:2011年3月25日
写真で見る「LIBRIe EBR-1000EP」
本体色はホワイト(写真=左)/本体下部のボタンで操作を行う。タッチには未対応(写真=中央)/画面は6インチ。これは後に登場するKindle2やReader Touch Editionと同等(写真=右)
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