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日本ユニシスと日本図書館協会、「電子書籍を活用した東日本大震災復興支援サイト」を開設
日本ユニシスと日本図書館協会は、東日本大震災の被災地域に向けて「電子書籍を活用した東日本大震災復興支援サイト」を共同で開設した。
日本ユニシスと日本図書館協会は5月23日、東日本大震災の被災地域に向けて「電子書籍を活用した東日本大震災復興支援サイト」を共同で開設した。日本図書館協会は、文部科学省所管の特例社団法人。
東日本大震災で被災した図書館施設がいまだ休館あるいは部分的な開館状態にある中、同サイトは、3D図鑑や音声付の教材など子どもの読書や教育に役立つ電子書籍や、災害時の対応マニュアルなど実務に役立つ情報を提供することで、復興へ向けての情報収集や心のケアに活用してもらうことを目的に開設されたもの。
同サイトの開設に当たり、日本ユニシスはクラウド型電子図書館サービス「LIBEaid/ライブエイド」を利用。無償で支援していく姿勢。また、コンテンツは、インターネット経由で電子図書の貸し出し/返却が可能な「千代田Web図書館」の構築も手掛けたiNEOから提供協力を受けており、電子図書の閲覧には同社の専用ビューワをインストールする必要がある。
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