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アクセルマーク、エフルートと合併へ
アクセルマークとエフルートが合併を発表した。ソーシャルアプリや電子書籍などの新たな市場で総合コンテンツサービスを提供していく考えだ。
電子書籍などを含めたコンテンツ配信事業を手掛けるアクセルマークは6月16日、コンテンツ事業を手掛けるエフルートとの合併を発表した。すでに取締役会決議に基づき、合併契約が締結されており、合併期日は10月1日の予定。アクセルマークを存続会社とする吸収合併方式とし、エフルートは解散する。
従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)向けコンテンツ市場の成長が鈍化する一方、スマートフォンなどの新たなデバイスの普及拡大、ソーシャルアプリや電子書籍などの新たな市場が拡大しつつある状況下で、アクセルマークが有する「コンテンツの開発および権利許諾ノウハウ」と、エフルートが有する「マーケティング力および及び検索や広告ネットワークなどの情報流通チャネル」を組み合わせることで「総合コンテンツサービス企業」として企業価値を拡大させるのが合併の意図として挙げられている。
アクセルマークの新たな代表取締役社長には現エフルート代表取締役社長の尾下順治氏が、代表取締役会長には現アクセルマーク代表取締役社長の小林靖弘氏がそれぞれ就任予定。
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