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新型「NOOK」、米消費者団体の評価で初めて「Kindle」抜く
米ConsumerReportsによる電子書籍端末の評価リポートで、新型「NOOK」が初めて「Kindle」を上回った。
米ConsumerReportsは6月17日(現地時間)、電子書籍端末の評価テストで米Barnes & Nobleの新型「NOOK」が米Amazon.comの「Kindle」を上回ったという記事を公開した。NOOKの評価がKidleを越えたのは2009年の初代NOOK発売以来初めて。新型NOOKは5月24日に発表され今月出荷が始まったばかり。
ConsumerReportsの記事ではどういった点が評価されたのか、詳しくは明らかにしていないが(詳細なリポートは雑誌で発表するため)、画面サイズ6〜7インチ以下のクラス、つまり2010年夏に発表された第3世代Kindleとの比較で、わずかに1ポイント上回ったとしている。またほかの画面サイズの電子書籍端末との比較では、その差が4〜5ポイントに広がるという。
従来版NOOKの特長である、本を友達に貸すことができる、Barnes & Noble店舗ですべてのNOOK用電子書籍を無料で立ち読みできる、本のタイトルの多さ(200万以上、Kindleは95万以上)などに加え、新型NOOKでは第3世代Kindleと比較し、タッチスクリーンであること、スクリーンの書き換えが速いこと、厚みがあるものの全体としては小さいこと(165.4×126.6×12.0ミリ、Kindle:190×123×8.5ミリ)、軽いこと(212グラム、Kindle:241グラム)、電池の持ち(無線オフで2カ月、Kindle:1カ月)などが評価されたと考えられる。
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