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Amazonもギブアップ、ついにiOS向け電子書籍アプリから自社課金サイトへのリンクを撤去
Appleが6月30日から強化したiTunes課金回避禁止規制にAmazonも対応。「Kindle for iOS」から購入オプションを撤去した。
現地報道によると、米Amazon.comは7月25日(現地時間)、米Appleのアプリ内課金規定への対応として、自社がiTunes App Storeに公開中のiPhone/iPad向け電子書籍アプリ「Kindle for iOS」から購入オプションを撤去した。
Amazonはすでに、iTunes App Store上でiPhone/iPad用アプリを2.8にアップデート。アプリから「Kindle Store」ボタンを削除した。新聞・雑誌の購読は「Kindle Store」から行うようになる。既存ユーザーはiOSデバイスで閲覧可能とのこと。
なお、米Wall Street Journal紙のアプリも購入リンクを外すことを発表している。
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