富士通は、6月にサービスインした電子書籍ストア「BooksV」のAndroidアプリをリリースした。
スマートフォンへのアプリ展開に併せ、コミックや文芸書などを大幅に拡充。講談社からコンテンツの提供を受け、コミック約7000点、文芸書約3000点が新たに加わった。講談社では電子書籍のフォーマットに.bookを採用しているが、今回の取り組みにより、BooksVは従来からサポートしていたXMDF、PDFに加え、.bookを新たにサポートしたことになる。今後、BSフォーマットやDNPイメージビューアもサポートする予定であるという。
BooksVアプリではPCで購入したタイトルを購入履歴から同期・閲覧することもできるが、PDFのみ別アプリ(Adobe Reader)で閲覧する仕様となっている。1つのアカウントにひも付けられるAndroid端末は2台。
現時点での対応機種は、NTTドコモから登場している複数のAndroid搭載スマートフォン/タブレットのほか、auのREGZA Phone(IS04)。
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富士通が5月にサービスインするとしている電子書籍ストアの名称が「BooksV(ブックスブイ)」であることが分かった。
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