われわれは先月のGood e-Readerでアンケートを行い、電子書籍リーダーでどのようなタイプの本を読むかという質問をした。これはわたしが先月書いた個人的経験に基づいた記事に端を発している。
その記事での要点は、電子書籍リーダー上ではよりくだらない本を、紙書籍ではより堅い内容の本を購入する傾向があるというものだった。アンケートの締め切りまでに246人が回答し、以下がその結果だ。
ジャンル | 得票 |
---|---|
SF | 19.23%(45票) |
ミステリー | 17.95%(42票) |
ファンタジー | 13.68%(32票) |
スリラー | 13.25%(31票) |
そのほか | 13.25%(31票) |
ロマンス | 7.26%(17票) |
ホラー | 7.26%(17票) |
くだらない小説 | 4.27%(10票) |
女性向けの小説 | 3.85%(9票) |
ご覧の通りである。このアンケートは電子書籍世界の縮図であり、この統計からかなりのことが言える。SF、ファンタジー、ミステリー、スリラーが決定的な差でトップ4を占めていることは驚きではない。本棚を占拠し、読み捨てされることの多いペーパーバックを電子形式で読みたいと考える読者が多いということを裏付けているのだ。
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