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BookLive!、NTT東日本の「光iフレーム」にもアプリを提供
BookLiveは、NTT東日本の家庭用情報端末「光iフレーム」から同社の電子書籍ストアが利用可能なアプリを12月から展開する。
BookLiveは11月17日、NTT東日本が提供・販売する家庭用の情報端末「光iフレーム」で同社の電子書籍ストア「BookLive!」を利用できるアプリ「BookLive!Reader」を12月に提供することを明らかにした。
光iフレームは、NTT東日本が「フレッツ光」の利用者向けに提供している家庭用の生活情報端末。ハードウェア的にはタッチパネルを搭載した7インチのAndroid端末で、主婦やシニア層といった幅広いユーザーに向けた分かりやすい端末というポジションを狙って同社が2010年に市場投入した。独自のアプリストア「フレッツ・マーケット」からアプリをインストールすることで、さまざまな生活情報をこの端末から得ることができる。
電子書籍関連では、すでに電子貸本Renta!が光iフレーム向けにアプリを提供しているが、販売型の電子書籍ストアとしてはBookLiveが初となる。同社はすでに、Android、iOS、Windows Phone7.5、PC(Windows)などのプラットフォームに対してアプリを提供しており、今回の光iフレームをサポートしたことでさらに利用環境を拡大した。
アプリは無料で提供され、会員登録前に試し読みできるようサンプルコンテンツが幾つか用意される予定。
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