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Amazon、Kindleへのファイル転送を簡略化する「Send to Kindle」リリース:さらばUSBケーブル
Amazonは、Kindleへのファイル転送を簡略化する「Send to Kindle」をリリースした。
米Amazon.comは1月12日(現地時間)、同社のKindle(およびKindle App)に文書系ファイルを転送するためのユーティリティソフト「Send to Kindle」をリリースした。現在、Windows版が入手可能となっており、Mac OS X版も「coming soon」としている。
同ソフトは、Windows PCからKindleにWi-FiまたはWhispernet経由でファイル転送するためのもの。これまでKindleへのファイル転送は、Kindleごとに割り当てられるメールアドレスを利用するか、USB接続で行う必要があったが、この手間が大きく軽減できる。
Send to Kindleをインストールすると、Windowsの右クリックメニューおよび仮想プリンタとして「Send to Kindle」が追加される。転送可能なファイル形式はMicrosoft Word (.doc/docx)、テキストファイル(.txt)、RTF(.RTF)、PDFのほか、JPEGやGIF、PNG、BMPなどの画像形式だが、仮想プリンタを利用すればほとんどのアプリケーションからPDFに変換されたコンテンツを転送できる。
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