Ice Cream Sandwich、間もなくNOOK Tabletに搭載予定
NOOK TabletでAndroid 4系を動作させようとするユーザーは、間もなくそれを実現しそうだ。
先週、あるAndroid開発者がBarnes & Nobleの「NOOK Tablet」に採用されている暗号化されたブートローダーの回避に成功した。これにより、Androidの最新版、Ice Cream SandwichをNOOK Tabletに搭載するための道が開けたことになる。
ある若くて精力的なユーザーは、カスタムROM「CyanogenMod 9」をNOOK Tablet上で稼働させることに成功している。Barnes & Nobleが自社の電子書籍リーダーに特徴的な外観を与えるためにカスタマイズしたAndroidを厄介払いしたいユーザーにとっては有益だ。
NOOK Tablet上にIce Cream Sandwichを搭載する新手法のポイントは、OSが格納されたmicroSDをブートデバイスとして設定することだ。この手法では、microSDをイジェクトすれば、いつでもオリジナルのOSを立ち上げることができるので、平均的なユーザーにとってはありがたい。かなりローコストのタブレットで話題の新OSを試せ、面倒に巻き込まれることなく元の状態に戻すことができるこの方法に筆者は賛成だ。通常、一般ユーザーが管理者モードでOSを操作したり、変更したりしないのは、NOOKを本来の目的である読書以外に利用できないからだ。
NOOK Tablet向けCyanogenMod 9プログラムの開発者は間もなく公開されるはずのファイナルビルドに夢中で取り組んでいる。
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