Kindle for iOSに日本語辞書対応の神アップデートがやってきた
新しいiPadの発売に併せてリリースされたKindle for iOSの最新バージョンは、Retina Display対応だけかと思いきや、何と、辞書機能が日本語に対応していました。
3月15日、Kindle for iOSのアップデートがあり、バージョンが3.0となりました。アップデートのDescriptionを見ただけでは分かりませんでしたが、@takada_さんのツイートで辞書機能が日本語に対応したことが判明しました。New iPad(第3世代)の発売に併せてRetina Display対応かと思われましたが、そちらよりもはるかにうれしい日本語辞書対応です。
適当なデータを開き、単語を選択すると、下側に「辞書をダウンロードする」というポップアップメッセージが出ますのでそのままダウンロードします。Wi-Fi環境なら30秒程度で完了します。
ダウンロードが完了すると……。キター! 詳細な定義も参照できます。
辞書を変更したいときは単語のポップアップ表示の右上にある“i”をタップして切り替えたい辞書を選択します。
サポートされている辞書は、オランダ語、英語(UK)、英語(US)、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、日本語(日英)、日本語(いわゆる国語辞典)、となりました。
え? 日本語……? そう。できちゃうんです。例えば、日英辞書で不明な語句を国語辞典で調べるなんてこともできちゃいます!
まだかまだかと囁かれるKindleの日本進出もいよいよ佳境に入ったということでしょうか。しかし、ここまで日本語対応するのであればKindleデバイス側のアップデート対応があると予想されます。というか、そもそもKindleデバイスは必要なのかという……。
New iPad(第3世代)でも試してみた
先ほどと同様、語句を範囲選択して英和辞書のデータをダウンロードします。完了すると対応する定義が表示され、さらに全文表示をして実際の辞書のようにペラペラとめくることが可能です。
国語辞典も同様にダウンロードすると定義が表示されます。なお、辞書の切り替えはiPhoneと同じです。
英和辞書は熟語に対応していないのかもしれません。英英辞書だとちゃんと表示されます。
関連記事
- iPad(第3世代)――Apple
往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。今回は、「新しいiPad」と呼称されるAppleの「iPad」(第3世代)を取り上げる。 - やはりKindle 4にもあったデバイス関連情報を表示する隠しコマンド
間もなく本格的な日本上陸もうわさされるAmazonの電子書籍リーダー「Kindle」。本連載では、Kindleに関連するさまざまなTipsを硬軟織り交ぜて紹介していきます。今回は、Kindle 4でデバイス情報やネットワーク情報を表示する方法です。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.