うわさ:Amazon、3種類のタブレットを投入か
Amazonは2種類の7インチタブレット、そして8.9インチサイズのタブレットを市場に投入することを計画しているようだ。
AmazonはKindle Fireで金鉱を掘り当てた。このデバイスはApple iPadから安全な距離を取りつつ、iPadに匹敵する唯一のAndroidタブレットとなっている。Amazonはタブレット領域では後発だったが大成功し、Samsung、Acerといった多くの競合他社に水をあけている。しかし、Kindle Fireがすでにアップグレードされる予定で次世代版が開発中とリポートされている一方、Amazonが将来のタブレット領域に3方面から殴りこむ準備をしているのは明白なようだ。
台湾のニュースチャンネル、CENSによると、Amazonは2種類の7インチタブレットだけでなく、より大きな8.9インチサイズのタブレットデバイスもローンチしようとしている。これが本当なら、現在のKindle Fireに類似したローコストモデルと、特別な機能を備えた追加2モデルを目にすることになりそうだ。
詳細は明らかではないが、部品サプライヤーの情報によるとベースの7インチバージョンが1024×600ピクセル、もう一方はやや高解像度の1280×800ピクセルとなるだろう。フラッグシップモデルとなる8.9インチタブレットモデルはさらに高解像度の1920×1200ピクセルディスプレイを搭載すると予想されている。ベースの7インチ版はローエンドモデル、後者2モデルはより優れた機能を持ち、その分高価格となるだろう。
AmazonはKindle Fireを原価以下で販売しているので、タブレットの複数モデル提供は同社にとっても意味がある。高機能、高価格のタブレットを用意することで損失を埋め合わせることができるからだ。それにより、AmazonはKindle FireのようにタブレットをAmazonストアに無理やり押しこむ必要がなくなる。
いずれにせよ、これらは推測であり、Amazonからの声明はない。
関連記事
- Kindle Fireと新しいiPadの読書体験比較
おなじみGood e-Readerの動画レビュー。今回は新しいiPadとAmazonのKindle Fireを電子書籍を読むデバイスという観点からチェックしてみた。英語の勉強としてもお勧めだ。 - Android? なにそれ。これ、Kindleでしょ:普通の米国人が期待するのはAndroidじゃなくてKindle Fire
iPadシリーズの競合として全米が期待するのは、並み居るAndroidタブレットデバイスではない。Kindle Fireだ。みんなが信頼するメーカーはAmazonという。ん? - Foxconn Electronics、10インチ版Kindle Fireの製造オーダーを受注
現行のものより一回り大きなサイズのKindle Fireのリリースに向け、AmazonはFoxconnとODM契約を結んだようだ。 - うわさ:Kindle Fire 2、5月に発売予定
9インチ版Kindle Fireが数カ月以内に登場しそうだとするうわさが持ち上がっている。 - Kindle Fireは1台売れるとAmazonに100ドル以上の利益をもたらす
逆ざやで端末を販売し、コンテンツ販売で収益を上げようとするAmazon。Kindle Fireは1台ごとに100ドル以上の利益をAmazonにもたらしているようだ。 - iSuppli、Amazon Kindle Fireの製造原価を209.63ドルと見積もる
iSuppliは、Amazon Kindle Fireの製造原価を209.63ドルと見積もった。価格が199ドルであるため、売れれば売れるほど逆ざやになると考えるかもしれないが、Amazonはコンテンツの販売で元が取れると考えている。
関連リンク
Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.
(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。