ニュース
佐々木俊尚「当事者の時代」、パブーでも発売
佐々木俊尚氏の「当事者の時代」電子書籍版がパブーから発売された。価格は新書の約半額の490円で、補遺も特典として用意されている。
ITジャーナリストの佐々木俊尚氏が先月光文社から刊行した新書「当事者の時代」の電子書籍版がパブーからも発売された。
同書は、当事者性を持たないまま幻想を代弁する「マイノリティ憑依」によって日本の言論が形成されてきたことを佐々木氏の新聞記者時代の経験なども交えさまざまな角度から考察。当事者としての言論の構築に取り組む必要性を説いた一冊。
パブーで発売された電子書籍版はPDFまたはEPUBで読むことができ、新書の価格998円に対し、490円で販売される。新書の内容に加え、新書では未掲載の章「なぜゼロリスク幻想は生まれてきたのか」が補遺として追加されている。また、パブー版ではイラストレーターの松尾たいこさんが表紙のカバーデザインを手掛けている。
関連記事
- パブーで佐々木俊尚氏の有料メルマガと新刊が電子書籍化
paperboy&co.が手掛ける電子書籍作成販売プラットフォーム「パブー」で、ITジャーナリスト佐々木俊尚氏の有料メールマガジンと新刊書籍が電子書籍として発売された。 - サイゾー、佐々木俊尚氏の人気連載を電子書籍化
サイゾーは、月刊誌「サイゾー」で佐々木俊尚氏が連載中の「ITインサイドレポート」を加筆修正したものを「ITニュースの読み方」として電子書籍アプリ化した。 - 「ブログ感覚で作れる電子書籍」の快進撃〜「パブー」吉田氏に聞く(前編)
ブログ感覚で電子書籍を作成でき、そのままオンラインで販売までできてしまうpaperboy&co.のサービス「パブー」。最近ではプロ作家の利用も増えるなど、成長著しいが、その企画当初から今日に至るまでのエピソードを、同社の取締役副社長で、パブーの責任者を務める吉田健吾氏が明かした。 - 「ブログ感覚で作れる電子書籍」の快進撃〜「パブー」吉田氏に聞く(後編)
ブログ感覚で電子書籍を作成でき、そのままオンラインで販売までできてしまうpaperboy&co.のサービス「パブー」。同社の取締役副社長で、パブーの責任者を務める吉田健吾氏が明かした企画からオープンまでの足跡をたどった前回に引き続き、後編となる本稿では主にビジネス視点から見たパブーの成功要因や今後の戦略について聞く。 - 出版不況でヒット連発 取次なしの“ネット的”出版社「ディスカヴァー21」
出版不況と言われる中ヒット作を連発しているディスカヴァー・トゥエンティワン。「書籍という商品を売るには、読者=顧客の声を聞くことが何より大事」と、干場弓子社長は話す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.