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全業種で見た場合、電子化ニーズの77%は「商品カタログ」:米国の電子書籍制作サービス会社が調査
米国の電子ドキュメント・電子書籍制作サービス会社がまとめた調査結果によると、全業種での電子化ニーズで最も高いのは商品カタログで、1〜2年以内にすべて電子化をしたいと企業は考えているようだ。
米国の電子ドキュメント・電子書籍制作サービス会社Data Conversion Laboratoryは5月8日(現地時間)、同社顧客を対象としたコンテンツの電子化ニーズに関するアンケート調査結果を発表した。
出版社から衣料メーカーなど多業種の法人客を抱える同社によると、電子化ニーズの77%は「商品カタログ」で、「小説」など創作コンテンツの比率はそれほど高くないという。さらに顧客企業の60%近くは「1〜2年以内にすべて電子化しないといけない」と考えており、85%は「予想外の修正作業コストが請求されることに不満」、96%が「専門業者に任せている」と回答しているようだ。
電子書籍/電子出版を異なるスコープで見た、大変面白い結果となっている。
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