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紙の書籍と電子書籍のどちらが得かを簡単に比べられる「電子書籍サーチ」:これは便利
「紙より電子書籍の方が大幅に安い場合がある」「ストアによって電子書籍の価格が違う」――分かっていても、調べるのは手間。そこで、紙の書籍と電子書籍の価格が簡単に比較できる「電子書籍サーチ」を個人開発者のfujinyo氏が公開した。
個人でWebサービスの開発・運営を手掛けるfujinyo氏は、紙の書籍と電子書籍の価格比較ができる「電子書籍サーチ」を9月12日より提供開始した。
電子書籍サーチは、検索枠に書籍のISBNを入力する、またはAmazonなどの書籍ストアの画面表示中にブックマークレットを使うことで、各ストアでの価格を紙と電子の両方で調べられるサービスだ。ブックマークレットはAmazon、楽天ブックス、ライブドアブックスに対応している。
紙より電子書籍のほうが大幅に安い、あるいは電子書籍ストアによって価格が違うといったケースは少なくないが、これらを1つ1つ調べるのは面倒――そこで、「Amazonや楽天で購入する前に、電子書籍版の有無や価格の差が簡単な操作で分かればと思い、ブックマークレットを主としたサービスの開発を決めました」(fujinyo氏)。検索したストアの中で最安値のものには赤い字で「最安値」と表示するといった工夫も凝らされている。電子書籍側の検索にはhon.jpのAPIを活用している。
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