これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――紀伊國屋書店BookWebPlus:あなたに合った電子書店を見つけよう(5/5 ページ)
eBook USERがお届けする国内の主要な電子書店の徹底レビュー。そう、これは“書店のレビュー”だ。第3回となる今回は「紀伊國屋書店BookWebPlus」を紹介する。
購入した本はどうやって保管されるか?
端末へダウンロードした電子書籍にはDRMが掛かっていますので、バックアップコピーや移動はできません。ただ、購入した作品に有効期限などは設けられていないので、クラウド上にある本棚から何度でもダウンロードできます(☆+0.5)。本棚から削除しても、購入履歴から復活できます(☆+0.5)。端末の故障によるファイル紛失などを心配しなくてもいいというのは、素晴らしいことだと思います。ただ、出版社の意向による販売停止はあり得るようです。
評点:☆4.0
総括
紙と電子のハイブリッド書店で、マルチデバイス対応で、まとめ買いにも対応していて、iOSはApple IDの購入に対応し、DRMフリーファイルの汎用ビューワとしても活用できる、ユーザーの利便性をよく考えた電子書店……としたいところですが、Kinoppyストアに比べてBookWebPlusの使い勝手が悪いのが惜しまれます。あえて別々の点数を付けたところを、そのままレーダーチャートにしました。
著者プロフィール:
フリーライター。ブログ「見て歩く者」で、小説・漫画・アニメ・ゲームなどの創作物語(特にSF)、ボカロ・東方、政治・法律・経済・国際関係などの時事問題、電子書籍・SNSなどのIT関連、天文・地球物理・ロボットなどの先端科学分野などの分野について執筆。ブクログのパブーで電子書籍『これもうきっとGoogle+ガイドブック』を販売中。
Google+のアカウントはこちら、Twitterのアカウントは@ryou_takano
関連記事
- これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――BookLive!
乱立する電子書店。それぞれに特徴があるが、それらを横断的に紹介したものは少ない。そこでeBook USERでは、国内の主要な電子書店を徹底レビューしていく。そう、これは“書店のレビュー”だ。第2回となる今回は「BookLive!」を紹介する。 - これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――honto
乱立する電子書店。それぞれに特徴があるが、それらを横断的に紹介したものは少ない。そこでeBook USERでは、国内の主要な電子書店を徹底レビューしていく。そう、これは“書店のレビュー”だ。今回は「honto」を紹介する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.