Good e−Reader比較動画へようこそ。今回は、2011年にリリースされたソニー「PRS-T1」と、数週間前に発売された新型「PRS-T2」のコア機能について、その違いを確認していく。
ハードウェア的に言えば、両モデルにほとんど差はない。いずれも6インチで解像度が800x600のE Ink Pearlフルタッチスクリーンディスプレイを採用する。T1は800MHz Freescale MX50 ARMv7プロセッサ、T2は1GHzプロセッサを搭載する。バッテリーの持ちはT2で倍増し、ハードボタン類とデザインはスリム化され改良されている。
T1が持っていたオーディオ機能がT2では省かれたため、3.5ミリヘッドフォンジャックはT2には存在しない。そうした部分もあってより軽量化されている。ハードウェアボタンはシンボル化されていて好ましい。例えば、ホームキーは家がシンボル化されており、ボタンごとの機能が明確だ。T1では同じ形のボタンが一列に配置されており、間違ったボタンを押してしまうこともあった。
両モデルともOSには読書向けにカスタマイズされたAndroidを搭載している。(海外モデルでは)両方ともOverdriveをサポートする図書館から電子書籍を借りることもできる。
主な違いは、T1ではGoogle Booksはまったく機能しないが、T2にはGoogle Books自体が搭載されていない。Googleが書籍サービスをGoogle Playに統合したので、結果的にソニーの無料書籍エコシステムを妨害することになったわけだ。
このほか、T2はFacebook、Evernoteもサポートする。最新モデルは設定メニュー内でファームもアップデート可能だが、前モデルではデバイスをPCに接続し専用アプリを実行する必要がある。
この動画ではこの2つの端末の違いをハードとソフトの両面から調べている。ハードウェアについて検討し、2台を並べてあらゆる角度から見た目を比較する。次に読書体験について、そのカスタマイズするさまざまな方法を紹介する。新聞とPDFのレイアウト、リフローオプションの見た目、UIについても紹介する。
では、どうぞご覧あれ。
関連記事
- 最新電子書籍リーダーの実力は?:ソニーの「Reader PRS-T2」をいち早く使ってみた
ソニーが9月21日から国内販売を開始する最新の電子書籍リーダー「PRS-T2」。その実力と競合製品と比べた違いを実機レポートで紹介しよう。 - ソニー、電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」を発表――価格は9980円
ソニーは、電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」の国内発売を9月21日から開始する。価格は9980円。 - ソニー「PRS-T1」の実機操作レビュー
ソニーの最新電子書籍リーダー「PRS-T1」。一足先に海外で発売された同端末のレビューをお届けしよう。
関連リンク
Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.
(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。