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ソニーPRS-T2からFacebookへの引用投稿機能が削除――一部関係者の理解得られず
ソニーの「PRS-T2」がソフトウェアアップデート。文章を引用してFacebookに投稿する機能が停止された。一部関係者の理解を得られない可能性があると判断したためだという。
ソニーは10月25日、9月21日に発売した電子書籍リーダー「Reader」最新モデル「PRS-T2」のソフトウェアアップデートを発表、Facebookへの引用投稿機能を停止した。
作品の閲覧中に、ハイライトを付けた文章を140文字まで引用し、Facebookに投稿する機能が停止(無効化)された。“一部”関係者の理解を得られない可能性があると判断したためだという。
EvernoteやFacebookとの連携はPRS-T2で新たに追加された特長の1つだった。Evernoteへの引用投稿機能はそのままのため、引用という形であれ作品の内容が広く公開されてしまうことを懸念した出版社が一部存在したとみられる。Facebookへの投稿機能自体は有効で、コメントを付けての投稿も引き続き可能。
同様の引用投稿機能は同日からスタートしたAmazonのKindleでも可能だが、同様の動きが今後起こるかもしれない。
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