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楽天、消費者庁からの指導について謝罪――koboイーブックストアのラインアップ数について
楽天は、「koboイーブックストア」のオープン当初の日本語書籍のラインアップ数について、景品表示法上不適切な部分があったとして、消費者庁から行政指導を受けたことを発表した。
楽天は10月26日、電子書籍のコンテンツ数の表示について、消費者庁から指導を受けたとされる件について、プレスリリースを発表した。指導を受けた事実があり、「今回の指導を真摯に受け止めるとともに、ご迷惑をお掛けしましたお客様、関係者の皆様に対しまして、お詫び申し上げます」とある。
これは楽天子会社のKoboが7月からオープンした電子書店「koboイーブックストア」に並ぶ日本語コンテンツのラインアップについてのもの。専用の電子書籍リーダー端末「kobo Touch」のパンフレットなどには約3万冊と表記していたが、サービス開始当初の実数は1万9164冊と乖離(かいり)しており、景品表示法の「優良誤認」に当たる恐れ(楽天のプレスリリースでは『景品表示法上不適切な部分』)があるとして消費者庁から口頭での行政指導を受けたと報道されていた。
なお、楽天によるとkoboイーブックストアの現在のコンテンツ数は約6万5000冊(うちWikipedia約500点)。
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