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txtr、価格1000円の小型電子書籍端末「txtr Beagle」で米書籍流通大手ReaderLinkと販売提携
ドイツのtxtrが開発した価格1000円の小型電子書籍端末「txtr Beagle」。米書籍流通大手ReaderLinkとの提携で米国市場での販売チャネルも構築しつつある。
ドイツの電子書籍ベンチャーtxtrは1月7日(米国時間)、今春欧州圏で発売予定の価格9.90ユーロ(約1000円前後)以下の電子書籍端末「txtr Beagle」の米国での販売について、米書籍流通大手ReaderLinkと提携したことを発表した。
txtr Beagleは、同社が運営する電子書籍販売サイト「txtr.com」会員向けに設計された専用端末で、5インチ型の電子ペーパーディスプレイを搭載。既存の電子書籍端末で見られるほとんどの部品パーツを極限まで排除し、搭載メモリも大幅カット。単三電池2本で動作し、レンダリング処理もBluetoothシンクされたAndroidアプリ側に委ねため、どちらかというと電子書籍端末というよりもスマートフォン向けの“電子ペーパー・サブディスプレイ”に近い。
txtrは、米国での発売時期は未定としながらも、今回の提携で米国内の主要書店やドラッグストアでtxtr Beagleが販売する意向を表明している。
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1000円以下の電子書籍リーダーとして昨年末から話題となっている「txtr Beagle」。その実機レビューをお届けしよう。 - 英The Guardian紙が“1000円E Ink端末”のtxtr Beagleを事前入手、実機レビューも高い評価
スマートフォン向けの“電子ペーパーサブディスプレイ”とでもいうべき「txtr Beagle」を英The Guardian紙が実機レビュー。「これは電子書籍ハードウェア市場に革命を起こすかもしれない」と、かなり高い評価をしている。 - 価格はなんと1000円前後:独txtrが単機能な小型E Ink電子書籍リーダー「txtr Beagle」を発表
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