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石井睦美ワールド全開「愛しいひとにさよならを言う」が登場
「毎日新聞小さな童話大賞」「新美南吉児童文学賞」「朝日新人文学賞」「産経児童出版文化」「日本児童文学者協会賞」と数々の文芸賞を受賞してきた石井睦美さんの新刊が角川春樹事務所から登場。
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グリオがプロモーションする石井睦美さんの新刊『愛しいひとにさよならを言う』が角川春樹事務所から発売された。価格は1575円。
『兄妹パズル』など、ヤングアダルト(あるいはジュブナイル)小説で特異な存在感を放ち、「毎日新聞小さな童話大賞」「新美南吉児童文学賞」「朝日新人文学賞」「産経児童出版文化」「日本児童文学者協会賞」と数々の文芸賞を受賞してきた石井睦美さん。『愛しいひとにさよならを言う』は、女性の友情と母娘の絆、出会いと別れといったテーマを扱った書き下ろし長編。
『兄妹パズル』と『皿と紙ひこうき』は確かに傑作だが、石井睦美の作家的資質はまだまだそんなものではなかった。いま私たちは、本書でそのことを知るのだ。
本書はヤングアダルトという分類を離れ、女性の友情と、母娘の絆という二つの核を、鮮やかに描き切った傑作である。群を抜く人物造形から、その巧みな構成にいたるまで、すべてが素晴らしい
(北上次郎さん(文芸評論家) 『ランティエ』4月号より)
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