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電子ペーパータブレット「Earl」にアウトドアユーザーの熱い視線
製造資金をクラウドファンディングで募っている「Earl Tablet」は、登山家などから注目を集めるアウトドアギアになるかもしれない。
ジョナサン・ペリー氏が製造資金をクラウドファンディングで募っている「Earl Tablet」(通称Earl)は、頼れる電子ペーパー搭載タブレットとして登山家などから注目を集めるアウトドアギアになるかもしれない。
EarlはAndroid 4.1ベースの6インチ(1024x768ドット)端末だが、LG製の“曲げられる”フレキシブル電子ペーパーを搭載。本体は高い耐衝撃性のほか、防泥、IP67レベルの防水/防塵なども備える。タッチスクリーンだが、手袋越しの操作が苦痛にならないよう3Dジョイパットも搭載されている。
GPSや無線、ラジオ受信モジュールなども組み込まれ、背面には不意のバッテリー切れにも安心の充電用ソーラーパネル、さらに、温度、湿度、気圧、風力などを検知するセンサーを搭載するなど、アウトドアでガンガン使える設計がうたわれている。もちろん、万が一に備えた救急情報などは電子書籍としてこれで読むこともできる。
ファンドの目標額は25万ドル。調達成功時は249ドルでの販売を予定しているとされ、ファンド募集の特典として、市場価格の30%オフで入手可能になること、将来的に別の製品や製品アップグレードなどがあった際もこの割引が適用されるとしている。本稿執筆時点では約2割に当たる4万6000ドルほどが集まっている。
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