アスキー・メディアワークスが主催する作家・イラストレーターの新人登竜門「第21回電撃大賞」の応募受付が5月10日に始まった。
同賞は1993年「電撃ゲーム3大賞」としてスタート。第12回から現在の名称に変更された。小説部門とイラスト部門に別れており、これまでに、『ブギーポップは笑わない』(著/上遠野浩平)、『灼眼のシャナ』(著/高橋弥七郎)、『図書館戦争』シリーズ(著/有川浩)、『アクセル・ワールド』『ソードアート・オンライン』(著/川原礫)『ビブリア古書堂の事件手帖』(著/三上延、イラスト/越島はぐ)、『心理コンサルタント才希と心の迷宮』(著/似鳥航一、イラスト/hakus)、『ご主人様は山猫姫』(著/鷹見一幸、イラスト/春日歩)など多くの人気作家・イラストレーターを輩出。受賞作はアニメ・コミック・実写映画・ゲーム・舞台など小説にとどまらずさまざまなメディア展開が図られている。
応募締切は2014年4月10日。両部門とも大賞には正賞副賞合わせて300万円、金賞には100万円、銀賞には50万円が授与される。小説部門のみメディアワークス文庫賞、電撃文庫MAGAZINE賞が設けられており、前者は正賞副賞合わせて100万円、後者は30万円が授与される。加えて、受賞作は電撃文庫、メディアワークス文庫から刊行される。
公式ホームページでは、各部門の応募要項のほか、これまで受賞した「電撃大賞」出身作家へのインタビュー、編集者によるワンポイントアドバイスなども掲載している。
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