Dark Horseの電子コミック、48時間で100万ダウンロード
マーベルコミックとDCコミックに次ぐアメコミ出版社のDark Horse Comics。コミックの電子化を開始して2周年の無料配信祭りで、100万冊以上のコミックがダウンロードされたという。
4月末、コミック出版社のDark Horse Comicsはコミックの電子化を開始して2周年の記念イベントを行うと発表した。
同社は48時間、自社で扱う50タイトルの第1巻を無料公開し、読者がさまざまなシリーズを試し読みできるようにした。無料であることは往々にして読者を強烈に引きつけるが、Dark Horseによると100万冊以上のコミックがダウンロードされたという。
Dark Horseは現在、『Star Wars』『Buffy the Vampire Slayer』『Serenity』『Hellboy』『Avatar』『Mass Effect』のほか、電子コミックを先行発売する『Falling Skies』『Prototype 2』『Dragon Age』などのシリーズを出版している。2周年記念に無料コミックを提供する主な狙いは、コミックを購入し読書する手段としてiOSとAndroidアプリへの注意を喚起することだ。
「デジタルプロモーションの成功はデジタルコミックのリーチが拡大していることを示しており、最近のプリント版コミックとグラフィックノベルの売り上げ復活に関して重要な要素だと考えています」とDark Horseの社長で創業者のマイク・リチャードソン氏は述べている。
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