Amazon、中国で電子書籍リーダーとタブレットの販売開始
2012年末に中国でKindleストアをオープンさせたAmazonだが、ハードウェアの販売はさまざまな規制機関がそれに待ったをかけていた。しかし今、ようやくそれらの販売が開始され、ローエンドのAndroidデバイスとの激しい競争が始まった。
Amazonは2012年12月に中国でKindleストアをオープンし、同時に複雑な漢字をサポートするためにKindleアプリを更新した。Amazonは同時に自社の電子書籍リーダーとタブレットの販売を開始したかったが、さまざまな規制機関がそれに待ったをかけていた。このオンラインの巨大企業は中国政府と協力し、現在メインの中国語Webサイト上でKindle Fire HDとKindle Paperwhiteを公式販売している。
人気のE Inkディスプレイを搭載するAmazon Kindle Paperwhite電子書籍リーダーは現在849元(138ドル)で入手でき、7インチのKindle Fire HDは16Gバイト版が1499元(244ドル)、32Gバイト版が1799元(293ドル)となっている。
中国のKindleストアでは中国語で入手できる4万7000点の電子書籍タイトルを提供している。かなりの大手出版社がすでにサービスに参加しており、ハードウェアが入手できるようになったので、より多くの出版社を流通プラットフォームへ引き付けるはずだ。電子書籍リーダー自体はオンラインで入手できるが、AmaoznはSuning、Tesco Shiと流通契約を交わし、電子書籍リーダーを小売店で入手できるようにした。顧客はそれらを北京、上海、広州、深セン、南京、成都の店舗で直接購入できる。
Amazonの中国語サイトはKindleハードウェアが電子書籍を読むためのオプションと主張する。これはそもそも中国で購入されるほとんどのタブレットがローエンドのAndroidデバイスになる傾向にあるからだ。Amazonが、オンラインの海賊版により、しばしば蝕まれる中国市場で電子書籍販売に成功できるか興味深い。
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