4月にサービスがアプリ(Android/iOS)とともにローンチし、1カ月ほどで100万ダウンロードを突破するなど急成長している「LINEマンガ」アプリがバージョンアップ、タブレット端末にも対応した。LINEファミリーアプリ初のタブレット対応でもある。
LINEマンガは、スマートフォン向けメッセージ&無料通話アプリ「LINE」との連携機能を充実させた電子コミックサービス。LINEで使えるスタンプをおまけとして付けた電子書籍を配信するなど、ほかの電子書店とは異なる特徴的なアプローチが注目されている。ラインアップはマンガに特化し、現在約3万5000点。LINEマンガ担当者へのインタビューではこうした成長の鍵が語られている。
LINEマンガのAndroid/iOSアプリはこれまで、タブレットの画面サイズに最適化したものは提供されておらず、例えばiPad miniなどコミックを読むのに適したサイズのタブレット端末で作品を読めなかったが、今回のアップデート(バージョン1.1.0)で一般的な電子書店と同等のマルチデバイスに対応したリーディングシステムに進化しつつある。端末の縦持ちによる1ページごとの表示や横持ちの見開き表示なども可能で、1アカウントで最大3端末まで購入作品を同期させて読むことができる。
今後、海外展開も視野に入れ、マンガのまとめ買いや続刊通知などアプリの利便性を高める機能拡充を図る考え。
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