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「有害図書」として絶版になってしまったあの本も配信――三才ブックストアーオープン
三才ブックスが、AppStoreから単体電子書籍アプリ申請を却下されてしまった版元に解決策を提示すべく、iOS向け電子書店アプリ「三才ブックストアー」の配信を開始した。
三才ブックスは7月10日、iOS向け電子書店アプリ「三才ブックストアー」の配信を開始した。
同ストアアプリでは、過激な内容のため一部自治体から「有害図書指定」され、流通ルートでは入手できなくなってしまった『復讐の本』(85円)をはじめ、消防無線、鉄道無線、防災行政無線など主要なジャンルの周波数データをまとめた『周波数帳ミニ2013-2014』(850円)などを配信。今後も独自の視点で選ばれた出版物の電子化を進めていくとのこと。
アプリのダウンロード自体は無料。対応機種はiPhone、iPod touch、iPadで、iOS4.3以降。
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