Koboは新型の電子書籍リーダー端末を間もなく発売する予定で、北米でのリリースに向けてFCCの承認を得るべく申請を行なっている。この新6インチデバイスのほとんどの機能はaura HDと似通っていて、同タイプのHD E Inkディスプレイを利用している。同タイプのフロントライト技術も利用しており、ユーザーは暗がりで読書したり、明るさの設定を変更できる。
新たに開発されたこの電子書籍リーダーは来月中に発表される予定で、ソニーとAmazonの新モデルが発表される前にリリースされるだろう。FCCへの申請内容は秘密保持のため詳細が明らかになっていない。分かっているのはデバイス背面のデザインがaura HDと同様であることだ。Koboは旧デザインを捨て去ろうとしており、チーム全体がBook Expo Americaで熱心に説明していたカスケード状の書籍ページのモチーフを保っている。microSDメモリーカードスロットとmicroUSBポート、デバイス上部に内蔵ライトを点灯するスイッチも搭載している。
さらなる詳細が明らかになるはずだが、ひとまず、E Inkの従業員のFacebookアカウントに掲載された数枚の画像をご覧いただきたい。これらの画像はすでに削除されている。
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