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Koboがフィリピン市場に参入、書店チェーン最大手「National Book Store」で販売へ
Koboがフィリピンの書店・文具チェーン最大手のNational Book Storeと提携し、フィリピンの電子書籍市場に参入する。
楽天グループのKoboは9月10日(現地時間)、フィリピンの書店・文具チェーン最大手のNational Book Storeと提携し、月内にも主要店舗でkobo touch、kobo glo、kobo arcなどの「Kobo」シリーズを販売開始することを発表した。
National Book Storeは第二次世界大戦以前に創業した老舗書店チェーンで、ほぼ全店に近い145店舗でKoboシリーズを販売する予定。フィリピンの電子書籍市場はまだ黎明期にあるが、多民族国家で英語が公用言語の1つであるため、英語圏のタイトルを中心に売っていくものと思われる。
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