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ACCESS、EPUBをサーバサイドでレンダリングする「PUBLUS Cloud Renderer」を発表
ASPサービスとして提供するほか、モジュールとしても用意。採用第一号はイーブックイニシアティブジャパン。
ACCESSは9月30日、EPUBファイルをサーバサイドでレンダリングするASPサービス「PUBLUS Cloud Renderer」を開発、提供を開始した。
このサービスは、従来ビューワ側で行っていたEPUBのレンダリング処理をサーバサイドで行うもの。同社がHTML5ベースのブラウザビューワ「PUBLUS Reader for Browser」を発表した際に、この仕組みが発表されていた。
レンダリングエンジンは同社の「NetFront BookReader v1.0 EPUB Edition」で使われているものと同じもの。レンダリング処理されたEPUBコンテンツは、PDFやJPEGなどに変換して配信することも可能で、電子書店事業者がEPUBサポートのためにビューワを開発するなどの手間を低減する。
同サービスはイーブックイニシアティブジャパンが採用第一号で、同社はこのサービスを利用し、eBookJapanでリフロー型EPUBコンテンツの配信を開始している。
ACCESSでは同サービスを電子書店事業者などのサーバや入稿システムに組み込むためのモジュール製品としても展開するほか、法人向け、教育分野向けへの展開も視野に入れている。
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