コベック、電子書籍ストア構築システム「Wisebook3」をバージョンアップ
「Wisebook3 Library Server(Lite)」がバージョンアップし、1つのアプリで多彩な画面サイズに対応できるようになり、特にAndroid端末で見やすく利用しやすいものに。また、「Wisebook3 Library Server」のiOS 7対応版もリリースした。
コベックは12月18日、電子書籍ストア構築システム「Wisebook3 Library Server(Lite)」をバージョンアップ。新型Nexus 7やKindle Fire HDなどの各最新端末に対応した。また20日には「Wisebook3 Library Server」のiOS 7対応版をリリースした。
Wisebook3 Library Server(Lite)は、クラウド上でのコンテンツ作成システムと配信管理システム、電子書籍ストア、ビューワアプリがセットになったソリューション。同社製品はすでに850以上のライセンス販売実績を持つ。
今回のバージョンアップではユーザーインタフェースを刷新し、1つのアプリをスマートフォンとタブレットの両方から利用可能になった。また、1アプリに4種類のレイアウトを実装することで、さまざまな画面サイズの端末で最適な表示を行うことができる。これにより、特にAndroid端末からの利用がしやすくなった。
iOS 7に対応した「Wisebook3 Library Server」では、ユーザーインタフェースがiOS 7の特徴であるフラットデザインに溶け込むため、アプリを開いた時の違和感が少なく、アプリ利用への敷居が低くなったほか、Retinaディスプレイ搭載の端末で、コンテンツを最適に表示できるようになった。
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