双葉社のWEBコミックアクションで1月17日から新連載として掲載が始まった『学校へ行けない僕と9人の先生』(棚園正一著)。小学校〜中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした内容が話題を呼びそうだ。
棚園さんは過去、さまざまな出版社の漫画賞を受賞。双葉社の「漫画アクション」でも新人賞を受賞している。自身の体験を基に「9人の先生」との出会いと別れを通じ、成長していく少年の姿を描いた本作。少年が出会った9人目の先生は、漫画家の鳥山明さんであることが明かされており、今後の展開が注目される。
鳥山明さんは同作品の連載開始に当たって次のようなコメントを寄せている。
長い付き合いになるが、彼の過去を尋ねたことはなかった。
不登校児だとは知っていたが、今回その頃を描いた漫画を読ませてもらい、ちょっと驚いてしまった。
思った以上に漫画を描く事が彼を救っていたようだ。
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