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本格ミステリ作家クラブは5月12日、第14回本格ミステリ大賞の受賞作品を発表した。小説部門では、森川智喜さんの『スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』が、評論・研究部門では内田隆三さんの『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?』が選ばれた。
同賞は本格ミステリ作家クラブが主催する推理小説の賞。単行本化された作品の中から、同クラブの会員の投票で5作品を選出したのち、全ての作品を読んだ会員の投票をもって大賞を決定する。第14回の全選評は6月15日発売の「ジャーロ」夏号に掲載予定。
過去には、小説部門で東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』(第6回)、道尾秀介さんの『シャドウ』(第7回)、評論・研究部門で北村薫さんの『ニッポン硬貨の謎』(第6回)、笠井潔さんの『探偵小説と叙述トリック』(第12回)などが大賞に輝いている。
贈呈式は6月28日、日本出版クラブ会館で行われる予定。大賞受賞者には正賞としてトロフィーが贈られる。
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