米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、電子教科書制作ソリューションを手掛ける米Aptaraは6月25日(現地時間)、法人市場へ本格的に参入することを表明した。
Aptaraは、McGraw-HillやPearsonなど、大学・大手メディア・出版・情報サービスなど向けにコンテンツ制作ソリューションを受託している出版業界専門の中堅システムサービス会社。発表によると、同社はすでに過去にも大企業の電子マニュアル制作ソリューション納品の実績があり、今後有望な市場であるとして本格参入する経営方針になったという。
日本でも、電子カタログや官報という市場は存在するが、企業内のナレッジマネジメントや広報ツールとして、電子書籍が注目され始めた兆候といえる。
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