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情報工場、日本語版が未出版の洋書を3000字のダイジェストで配信
情報工場の書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」で、日本語版が出版されていない海外書籍を対象としたダイジェスト配信がスタートする。
情報工場は、同社の書籍ダイジェストサービス「SERENDIP(セレンディップ)」で、日本語訳版が出版されていない海外書籍のダイジェスト配信を7月10日から開始する。
SERENDIPでは、ビジネスパーソンに役立つ書籍を3000字に要約し、週4回(火・水・木・金)メールで配信。大手上場企業の経営陣や管理職を中心に、有料会員数は約4万人に上るという。これまで、国内の書籍(週2回)、国内雑誌記事(週1回)、海外雑誌記事(週1回)を配信しており、今回新たなラインアップとして海外書籍が加わる。
配信第1弾(7月10日配信)は、IBM凋落の原因を元IBM社員の証言を基に検証した『The Decline and Fall of IBM: End of an American Icon?』(Robert Cringely)。配信第2弾(7月24日配信予定)は、1990年代のアメリカゲーム市場で起こった任天堂とセガの商戦を描いた小説で、映画化も決定している『Console Wars: Sega, Nintendo, and the Battle that Defined a Generation』(Blake J. Harris)を予定。いずれも日本語訳版は出版されていないが、話題の作品となっている。
サービスの利用は情報工場のWebサイトから。有料会員登録することで、週4本のメール配信と、Webサイトで過去に配信された内容を読むことができる。
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