小学館は7月15日、『江戸マンガ』シリーズ2作品を発売した。価格は1100円(税別)。
同書は江戸時代の絵本ジャンル「黄表紙」に、超訳した吹き出しをつけたもの。個性的なキャラクターの絵柄はそのままに、現代のマンガと同様に楽しめる作品となっている。
使用した原画は山東京伝、十返舎一九、勝川春英などいずれも有名な戯作者や浮世絵師によるもので、『芋地獄』には計4話、『人魚なめ』には計3話を収録している。
なお、『芋地獄』の監修は武蔵大学教授のアダム・カバット氏、『人魚なめ』の監修は文学博士で早稲田大学講師の棚橋正博氏が担当した。
関連記事
- それいけ! デジコレ探索部「第1回 知られざる桃太郎」
日本の貴重なデジタル化資料を公開している国立国会図書館デジタルコレクション(デジコレ)。本連載では、デジコレで見ることができるデジタル化資料の中からコレは! というものを探し出し、紹介していきます。 - カバー絵に小畑健、吉崎観音ら――『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』2015年発売
シリーズは全15巻で、発売は2015年2月を予定している。 - 大坂冬の陣から今年で400年、「大坂の陣」を中心とした「歴史群像デジタルアーカイブス」第2弾が先行配信スタート
ブックビヨンドの「歴史群像デジタルアーカイブス」第2弾が配信スタート。「大坂の陣」関連を中心とした計39タイトルを、電子書店「BookBeyond」で先行独占販売開始した。 - 学研、Kindleストアで歴史関連の電子書籍4タイトルを100円で期間限定販売
学研ホールディングスが、AmazonのKindleストアで歴史関連の電子書籍『江戸の性の不祥事』など4タイトルを期間限定100円で販売中。 - 江戸の地名&古地図を楽しめる「地名で読む江戸の町」
PHP研究所は、人文社と共同開発したiPhoneアプリ「地名で読む江戸の町」をリリース。記念として書籍のプレゼントキャンペーンも実施する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.