読者のツイートで物語が展開――Web小説「3D小説 bell」がニコニコに登場
参加希望者は7月25日午前0時に、niconico内の「3D小説 bell」チャンネルへアクセス!
KADOKAWA富士見書房ブランドカンパニー、ドワンゴ、グループエス・エヌ・イーは7月18日、読者参加型のWeb小説「3D小説 bell」の連載を7月25日午前0時に開始する。
同作は、読者が「主人公」とともに「絶望の中にいる少女」を救うという物語。読者のツイートやリアルでの行動が物語に影響を与えることから、“物語がリアルに飛び出す小説”という意味を込めて「3D小説」と名付けたという。特設サイトにはプロローグとともに、Twitterのタイムラインが掲載されている。
2013年5月には、3D小説のプロト版となる『It’s A MIRACLE WORLD』を実施。読者はTwitterに投稿される暗号や、実際に各地に隠されたアイテムを自分の足で探し物語を展開させていった。
制作者からのメッセージ
たとえば小説を読んでいて、「もっとよい方法があるのに」と思ったことはないだろうか?
悪者の正体を主人公に伝えられたなら、ヒロインの逃走を手助けできたなら、もっと上手くいくのに。そう感じたことはないだろうか?
それを可能にするのが、3D小説だ。
3D小説はweb上で連載される小説だが、読み進めるだけではハッピーエンドは訪れない。
あなた――「読者たち」が協力し合い、問題を解決しなければならない。
そうすることではじめて、誰にも、作者にも描けなかったハッピーエンドがみつかる。
これは「ある理由」で私には救いようのない物語だ。
だが、あなたたちなら、必ず幸福なラストをみせてくれると信じている。
企画概要
タイトル:3D小説 bell
開始日時:2014年7月25日午前0時
Twitterハッシュタグ: #3D小説
企画:少年ロケット
執筆:河野裕、河端ジュン一
イラスト:shimano
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