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電子書籍時代に売れる漫画家とは――鈴木みそ×うめ・小沢高広の共著が発売
Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)を利用した漫画の配信で注目を浴びる、鈴木みそと小沢高広(うめ)による書籍が紙版と電子版で同時発売した。
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学研パブリッシングとブックビヨンドは9月9日、鈴木みそさん、“うめ”小沢高広さんの2人の漫画家による書籍『電子書籍で1000万円儲かる方法』を紙版と電子版で同時発売した。価格は紙版が1512円、電子版が1203円(いずれも税別)。電子版は、Amazon Kindleストア、楽天Koboイーブックストア、BookBeyondで配信している。
同書は、2013年にKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)で1000万超の収益を得たと公表して話題となった鈴木みそさんと、日本の漫画家として初めてKDPを利用して漫画を配信した漫画家ユニット“うめ”の小沢高広さんが執筆。電子書籍に関するコンテンツビジネスや、これからの漫画家のあり方などをクリエイターの目線から論じた内容となっている。
主な内容
第1章 マンガ業界こそ究極の“ブラック”だった
第2章 「脱・出版社」を実現するITサービスの進化
第3章 電子書籍時代の新・マンガ家入門
第4章 ネットで売れるマンガ家/クリエイターとなるために
第5章 これからのマンガ家が取るべき進路とは?
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