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『文藝春秋』10月号で『昭和天皇実録』を徹底検証――電子版も同時発売
『文藝春秋』10月号で、宮内庁が24年5カ月かけて編さんした昭和天皇に関する歴史資料『昭和天皇実録』を特集。
宮内庁が先日完成を発表し話題となっている『昭和天皇実録』。文藝春秋は、『昭和天皇実録』を特集した『文藝春秋』10月号を、紙版と電子版で同時発売した。価格は紙版・電子版ともに800円(税別)。電子版はAmazon Kindleストア、楽天Koboイーブックストアなど主要な電子書店。
『昭和天皇実録』は、昭和天皇の誕生から崩御までの出来事を昭和天皇を中心に記録した資料。宮内庁が24年5カ月かけて編さんし、9月9日から皇居内の書陵部庁舎で『昭和天皇実録』の写しを一般公開している。『文藝春秋』10月号では、作家・半藤一利さん、昭和史研究家・保阪正康さん、歴史学者・磯田道史さんといった3人の専門家が全61巻の文章を検証した内容になっているという。
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