メディアドゥは10月6日、2015年2月期第2四半期業績(非連結)を発表した。
第2四半期業績の売上高は36億2300万円(前年同期比41.8%増)、営業利益は1億6100万円(同50.5%増)、経常利益は1億6100万円(同53.1%増)、純利益は9000万円(同26.7%増)と増収増益となった。
売り上げをけん引したのは電子書籍事業。同セグメントの売上高は約31億6628万(前年同期比51.6%増)。ACCESSが開発し、医学書院が展開するiPad用電子書籍アプリ「iTexビューア」の共同企画や米Scribdとの戦略提携など業容の拡大を進めている。
音楽・映像事業やゲーム事業は前年同期比で売り上げを落とした。
通期の業績予想は据え置きで、売上高80億1600万円(前期比44.6%増)、営業利益4億300万円(同59.8%増)、経常利益4億200万円(同76.1%増)、純利益2億1300万円(同21%増)を見込む。
関連記事
- メディアドゥ、米OverDriveと戦略的業務提携――電子書籍を「買う」「借りる」推進
独占的な「OverDrive Japan事業」として展開。 - メディアドゥ、アプリまでカバーした電子書籍販売プラットフォームを提供開始
配信からアプリまで自社のソリューションで対応できるようになった。 - メディアドゥの電子書籍コンテンツ配信サーバ「md-dc」 6000万DLを突破
メディアドゥの電子書籍コンテンツ配信サーバ「md-dc」からのコンテンツダウンロード総数が6000万を突破した。2012年の約1400万ダウンロードから2年で約4.7倍の伸長。2014年8月には、取引先電子書店数の増加や無料キャンペーン施策により、大幅増となっている。 - 医学書院、医療系学生向け電子教科書サービスを今秋提供へ
ACCESSとメディアドゥが共同開発した「iTexビューア」が採用されている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.