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ユーザーと出版社の双方にメリットを――ブックウォーカー取締役が語る「読み放題機能」「立ち読み機能」
ブックウォーカーのシステム開発をサポートしたオープントーン。同社のWebサイトで、ブックウォーカーの取締役・橋場一郎氏へのインタビューが掲載されている。
KADOKAWAの運営する電子書店「BOOK☆WALKER」では、2014年の春から秋にかけ「読み放題機能」と「立ち読み機能」を実装した。
読み放題がスタートしたのは9月24日。KADOKAWA エンターブレインのレーベル「BL☆美少年ブック」が対象で、月額料金は499円(税別)、現在255冊が対象となっている。立ち読み機能の実装は、PCが3月31日、「BOOK☆WALKER」アプリが5月27日。これまでは、キャプチャーした画像が見られるだけだった。
これら機能の開発をサポートしたオープントーンのWebサイトでは、ブックウォーカーの取締役である橋場一郎氏へのインタビュー記事が掲載されている。
橋場氏は、読み放題は単なる安売りにならないよう、テーマを決めたり、1巻だけのお試しセットを用意したり、シリーズ物の販促に活用するなど、ユーザーと出版社の双方にメリットを持たせた形で提供していきたいと話す。立ち読みについては、同機能のある電子書店では売り上げが増加傾向にあることなどを取り上げ、その必要性を語っている。
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