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美術出版社は1月17日、月刊美術誌『美術手帖』2015年2月号を発売する。特集は「ロボットデザイン」、表紙にはガンダムの内部図解が描かれている。価格は1600円(税別)。
同号では、「ロボットデザインのレジェンドたち」と題し、「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツをデザインした大河原邦男さんや、「聖戦士ダンバイン」のダンバイン、劇場版「銀河鉄道999」のアルカディア号を手掛けた宮武一貴さんのインタビューを掲載。
さらに、ガンダムシリーズ最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」で、主役機「G-セルフ」のデザインを手掛けた安田朗さん、「ストライクウィッチーズ」「艦隊これくしょん」などにも影響を与えた「MS少女」のイラストでも知られる明貴美加さん、「超時空要塞マクロス」でバルキリーのデザインを手掛けたことでも知られる河森正治さんなど、名だたるメカニックデザイナーが登場する。
そのほか、美術ライターの島貫泰介さんによるロボットアニメのビジネスモデルに関する論考や、青森県立美術館学芸員で企画展「ロボットと美術──機械×身体のビジュアルイメージ」を担当した工藤健志さんらによるロボットの未来をテーマにした座談会など、ロボットを産業や芸術といった現実的な視点から見つめ直した記事も取り上げている。
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