2月6日、ハイブリッド書店サービス「honto」を運営する大日本印刷(DNP)とDNPグループの書店、トゥ・ディファクトは共同で、丸善、ジュンク堂、文教堂とhontoのサイトで購入された書籍の月間ランキングを発表した。集計期間は1月1日〜1月31日で、紙の書籍と電子書籍の販売データを基に作成している。
1月1日〜1月31日
honto 月間ランキング
1月の月間ランキングについて、honto総合書店店長の高山瞳さんは次のようにコメントしている。
約1年ぶりに発売された『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ6巻が2位にランクイン。太宰治の著作『晩年』を巡る物語となっています。古書堂の主人・栞子さんとその店員・大輔さんの関係も進展!? 古書が結ぶ二人の関係も見逃せない6巻です。
1月のランキングで注目したいのが、7位『流星ワゴン』と9位『21世紀の資本』。『流星ワゴン』は言わずと知れた重松清のベストセラーですが、この度テレビドラマ化でランキングに浮上!主人公は30代後半ですが、幅広い世代の方に読んでいただきたい1冊。『21 世紀の資本』は若きフランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が「格差が広がり続ける未来」を予見した経済専門書です。700ページという大著にも関わらず、異例の大ベストセラーです。
関連記事
- hontoの年間総合ランキングが発表――honto総合書店長のコメントも
ジャンル別、男女別、年代別のランキングも掲載。 - 2014年の人気作はコレだ! hontoが紙と電子の年間ランキングを発表
ランクイン作品を対象としたキャンペーンも開催中。 - バンドル型だからビギナーにもやさしい、大日本印刷の「honto pocket」を使ってみた
12月11日に大日本印刷が販売を開始した「honto pocket」。コンテンツはあらかじめインストールされており、電子書籍リーダーに不慣れな人でも扱いやすい製品となっている。 - ハイブリッド総合書店「honto」を徹底解剖する
eBook USERがお届けする国内の主要な電子書店の徹底レビュー。そう、これは“書店のレビュー”だ。完全ガイド2013年度版の第6回目は「honto」を紹介する。 - これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――honto
乱立する電子書店。それぞれに特徴があるが、それらを横断的に紹介したものは少ない。そこでeBook USERでは、国内の主要な電子書店を徹底レビューしていく。そう、これは“書店のレビュー”だ。今回は「honto」を紹介する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.